無垢な自分にかえるとき。
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ごあいさつ

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温泉旅館に できることを もっと。

川島旅館は、温泉旅館でありながら、豊富町の生乳からバターやプリンをつくっています。
それは、お客様をお迎えすることはもちろん、この地ならではの魅力を発信することも、私たちの使命だと思うからです。
温泉も、広大なサロベツの湿原も、大切な自然資源です。
あることをあたりまえと思わず、これから100年、1000年と、この恵みが続いていくための努力を、率先して取り組むべきと思っています。

川島旅館のSDGs(持続可能な開発目標)なとりくみ

北海道北部は乳製品と海産物が自慢の地域ですが、お野菜も、バターに使うフルーツも、
私たちが信頼する農家さんからいただいているものが大半です。

可能な限り地域の食材を使用し、フードマイレージを小さくすることを目指します。
加えてお朝食につきましては、一部ビュッフェスタイルとし、
フードロスを最小限にできるようご提供させていただいています。

川島旅館では、春から秋、お客様も多い季節には中庭で仔牛を育てています。
草食である牛は牧草だけでなく、敷地内から発生する雑草や
キャベツの外葉のようなものまでよろこんで食べてくれます。
仔牛なのでたくさんではありませんが糞も堆積し、敷地内の落ち葉などとあわせて肥料になり、
花壇や畑に使用しています。

飲用水は水道のものを使用しています。
この地域には広大なサロベツ湿原が広がっています。
湿原は、汚染されていない良質な水をスポンジのようにたっぷりと保水しています。
その良質な水が蒸発し雨となり、この流域に降り注ぎ、私たちの飲料水となっていることから、
この地域の水はおいしいのだそうです。
プラスチック削減や、輸送にともなうエネルギーを減らすことにもなりますが、
ぜひ、豊富町の良質な水をそのままお召し上がりいただきたいと思っています。

清掃やクリーニングにかかるエネルギー使用量を抑えること、アメニティを最小限にすることで、
プラスチックゴミを削減することを目標に、お客さまとともにCO2の削減に取り組んでまいります。

館内利用のお客様には、プラスチックスプーンやストローのご提供を行わないこととしました。
お買い上げ商品のお渡しについても、保冷剤や使い捨てスプーンなどは必要分のみのご用意とし、
お持ち帰りの袋などもお客様のエコバッグなどを活用いただけるようご案内しております。
川島旅館オリジナルの保冷バッグは、お持ち帰り後も長くご利用いただけます。

建物については、幅広い環境への配慮をした仕様となっています。
館内は、温度差による空気の流れをつくり、自然に換気を行う方法をとっています。
薪ストーブや温水パネルヒーターで館内温度を高め、高窓などを少しだけ開けることで冷気を外から取り入れ、
常に空気を循環させています。
また、高断熱高気密であることから、使う熱エネルギーを最小限にし、木や塗り壁の内装はムラのない湿度を保つことができます。
ストーブ用の薪は敷地内せん定木や廃材を、ボイラーや厨房コンロには豊富温泉で湯とともに噴出している天然ガスを使用し、
化石燃料を使用していません。
内装だけでなく、外装にも多く使用している木材はすべて北海道産材です。
地域材を利用することで長距離の海上輸送を減少させることにつながり、
運搬に関わるエネルギー消費も低減し、地域の林業を守ることにもつながります。

これら取り組みは、地球環境保護を目的とし、お客さまのご理解とご協力のもとはじめて進めてゆけるものです。
今後も、ご宿泊やご利用いただいているみなさまとともに、持続可能な観光を進めてまいります。